本記事では漫画「ダブルアーツ」が打ち切りになった理由や読者の評価を紹介していきます。
また、ダブルアーツの面白い魅力やストーリーに関する情報をまとめていきます。
ダブルアーツは2008年に「週刊少年ジャンプ」で連載されていた漫画です。
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ダブルアーツの作品概要とあらすじ
ダブルアーツの原作者はニセコイの古味直志
漫画「ダブルアーツ」の原作者は「古味直志」です。
古味直志は高知県出身で、2007年から活動している漫画家です。
幼少期から絵を描く事が好きで、漫画「ダブルアーツ」は学生時代から構想を温めていた作品のようです。
ダブルアーツは打ち切りという残念な結果になっていますが、漫画「ニセコイ」はヒットを記録しており、アニメ・実写映画も制作されています。
その他には、「ビビの冒険」「eの原点」「恋の神様」などの作品も発表しています。
ダブルアーツのあらすじ
漫画「ダブルアーツ」では「エルレイン・フィガレット」と「キリ・ルチル」の物語が描かれています。
世界には謎の奇病「トロイ」が蔓延しており、強い耐性を持つエルレインは他者のトロイを吸引するシスターになっています。
また、トロイは完治する術がありませんでしたが、キリは「トロイ感染者に触れると発作が止まる体質」を持っており、発作で死にかけていたエルレインはキリに触れた事で命を救われています。
片時も離れる事ができなくなったエルレインとキリは一緒に生活を送る事になり、シスター暗殺を目論む「ガゼル」という暗殺集団と戦う事になります。
そして、エルレインとキリはガゼルと戦うために「双戦舞/ダブルアーツ」という武術を編み出しています。
ダブルアーツの打ち切り理由は?面白いという意見が多い?
打ち切り理由①原作者の画力不足
ダブルアーツの原作者・古味直志は「ニセコイ」で高い評価を受けていますが、デビューしてすぐにダブルアーツの連載を開始しているため、「ダブルアーツは画力不足」という印象がありました。
近年の人気漫画は「ストーリーの面白さが突出している」「画力が凄い」という特徴があるため、ダブルアーツは画力不足で思ったよりも人気が出なかった可能性があります。
ほとんどの漫画家は連載中に画力を向上させているため、ダブルアーツも連載が長引けば画力が向上していたかもしれません。
また、「ニセコイ」で古味直志の画力の高さは証明されているため、画力が上がった状態のダブルアーツを見たいという声も挙がっているようです。
打ち切り理由②物語の目的地
漫画「ダブルアーツ」は面白いという意見が挙がっていましたが、それでも打ち切り作品の1つになっています。
作中では「トロイの救世主になり得るキリをエルレインがシスター協会に連れて行く」という物語が描かれていますが、「道中でガゼルと戦うだけ」という展開がマンネリ化していたようです。
そのため、単調なストーリー展開が打ち切りになった理由で、「魅力的な敵キャラクター」「味方の裏切り」「第三の勢力」などがあれば延命されていたかもしれません。
ダブルアーツのトロイは「存在が消え忘れ去られる」という病気ですが、個人的には「消えた人間は生きていて、消えた人間を復活させるために戦う」「復活した人間が仲間になる」という展開でも良かったと思います。
打ち切り理由③キャラクターの魅力
漫画「ダブルアーツ」は打ち切りになっていますが、女性キャラクターは可愛いという評価を受けています。
古味直志の「ニセコイ」が人気になった理由の1つには「可愛い女性キャラクターの存在」があるため、古味直志のキャラクターデザインは打ち切りの理由ではない事が分かります。
ヒロインのエルレインはしっかり者の印象がありますが、「実は普段の髪型は寝ぐせ」のため、作中ではギャップのある可愛い姿も描かれています。
また、エルレインはニセコイの人気投票で何故か10位にランクインしているため、ファンの人気が高いキャラクターである事が分かります。
打ち切り理由④バトルとキャラクターの成長速度
漫画「ダブルアーツ」のエルレインとキリは「双戦舞/ダブルアーツ」という武術を使っています。
双戦舞は「2人の呼吸を合わせ、ワルツをベースにした動きで敵を攻撃する」という面白い武術ですが、武術の成長・強さが分かりにくい部分があります。
少年漫画は「キャラクターの成長」に面白さを感じる部分があるため、双戦舞の進化系のような武術・技があれば更に人気が出ていた可能性があります。
また、キリは一瞬で物を作る「創造技術」を持っているため、キリの初期設定を活かす事ができたら良かったと感じます。
打ち切り理由⑤ライバル漫画が強すぎる
ダブルアーツは2008年に連載されていた漫画です。
2008年には「ONE PIECE」「NARUTO」「HUNTER×HUNTER」「BLEACH」「銀魂」「アイシールド21」という人気漫画が連載されていたため、生半可な人気では読者アンケートの上位は取れない状況でした。
そのため、「ライバル漫画が強すぎる事」もダブルアーツが打ち切りになった理由のようです。
また、ダブルアーツの2つ前には「ぬらりひょんの孫」が始まっているため、直近の新連載枠で「ぬらりひょんの孫」の勢いに負けてしまった可能性もあります。
ニセコイで古味直志の実力は証明
漫画「ダブルアーツ」は打ち切りになっていますが、原作者・古味直志は「ニセコイ」で実力を証明しています。
ニセコイは恋愛ストーリーが人気の漫画のため、ダブルアーツも恋愛要素を強くすれば違った結果になったかもしれません。
また、「週刊少年ジャンプ」で2度も連載を勝ち取る事が凄い事のため、古味直志は漫画家としての才能がある事が分かります。
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ダブルアーツは面白いという意見が多い!
漫画「ダブルアーツ」は打ち切りになっていますが、個人的には面白い作品と思って読んでいました。
先にニセコイを連載して打ち切りになってしまうのは本末転倒ですが、実力を向上させてからダブルアーツを描いて欲しかったという声も挙がっているようです。
そんな「ダブルアーツ」を読んだ事がない方も、本記事を参考にして楽しんで下さい!