本記事では「タコピーの原罪」がアニメ化される可能性や制作会社・話数を考察していきます。
その他には、タコピーの原罪の面白い魅力や類似作品の情報を一覧でまとめていきます。
タコピーの原罪は2021年12月から「少年ジャンプ+」で連載されている漫画で、原作者は「タイザン5」です。
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タコピーの原罪がアニメ化される可能性を考察
アニメ化の可能性①少年ジャンプ+の人気
タコピーの原罪は「少年ジャンプ+の1日あたりの閲覧数が初めて200万回を超えた作品」です。
少年ジャンプ+ではタコピーの原罪よりも先に「SPY×FAMILY」「地獄楽」「怪獣8号」などの人気作品の連載がスタートしているため、タコピーの原罪がかなり注目されている作品である事が分かります。
そのため、タコピーの原罪も「SPY×FAMILY」「地獄楽」のようにアニメ化される可能性が高いという考察がなされています。
アニメ化の可能性②YouTubeでPVが公開
タコピーの原罪は2022年3月にYouTube上で「上巻発売記念PV」が公開されています。
このPVでは「タコピー/間宮くるみ」「久世しずか/上田麗奈」がキャラクターの声を演じているため、アニメ化をイメージしやすい状況になっています。
また、「キャラクターが少ない」=「声優が少ない」=「制作費が安い」という繋がりがあるため、タコピーの原罪はアニメを作りやすい作品である事が分かります。
アニメ化の可能性③残酷・トラウマ描写が課題
タコピーの原罪は残酷・トラウマ描写が多い作品のため、このような描写がアニメ化の壁になっています。
ですが、鬼の頸を斬る描写がある「鬼滅の刃」は大ヒットしており、グロ描写が多い「チェンソーマン」はアニメ化が決定しています。
そのため、「タコピーの原罪は残酷・トラウマ描写が多いからアニメ化できない」という理由にはならないかもしれません。
とはいえ、大人が見ても精神的に辛い部分もあるため、24時以降の深夜帯に放送される事は間違いないと思います。
アニメ化の可能性④話数・クール数は?
少年ジャンプ+で連載されている「タコピーの原罪」ですが、2022年3月に発売された単行本は「1巻・2巻」ではなく「上巻」になっています。
また、2022年4月には「下巻」の発売が予定されているため、タコピーの原罪は20話前後で完結するのかもしれません。
その場合は、アニメは12話/1クールで制作される可能性が高いです。
アニメ化の可能性⑤制作会社は?
残酷・トラウマ描写が特徴的なアニメを参考にした場合には、「キネマシトラス/メイドインアビス」「スタジオディーン/地獄少女・ひぐらしのなく頃に」「ティー・エヌ・ケー/School Days」「アームス/エルフェンリート」などの制作会社が「タコピーの原罪」を制作する可能性があります。
近年ではダークな世界観の「呪術廻戦」「チェンソーマン」「地獄楽」を制作する「MAPPA」がジャンプアニメでは有名な制作会社になっていますが、タコピーの原罪にはバトル要素がないため、MAPPAが制作する可能性は低いかもしれません。
個人的には、「School Days」のようなドロドロとした人間関係・人間ドラマで制作したら面白いアニメになると考えています。
アニメ化の可能性⑥アニメ映画・実写映画
地上波で放送されるアニメは残酷・トラウマ描写の壁がありますが、自分で視聴を決められるアニメ映画・実写映画は制作の壁が低いです。
そのため、「タコピーの原罪」はアニメではなくアニメ映画・実写映画で制作される可能性もあります。
類似作品の「ミスミソウ」は2018年に実写映画化されているため、タコピーの原罪も年齢制限を設けて実写映画化されるかもしれません。
タコピーの原罪の類似作品一覧
類似作品①ミスミソウ
ミスミソウは2007年から2009年まで連載されていた漫画で、原作者は「押切蓮介」です。
タコピーの原罪とは「学校の虐め」という共通点がありますが、ミスミソウの方が残酷な描写が多い印象があります。
類似作品②校舎のうらには天使が埋められている
校舎のうらには天使が埋められているは2011年から2013年まで連載されていた漫画で、原作者は「小山鹿梨子」です。
タコピーの原罪とは「学校の虐め」という共通点がありますが、校舎のうらには天使が埋められているの方が「命が軽い」「虐めが残酷」という印象があります。
類似作品③3月のライオン
3月のライオンは2007年から連載されている漫画で、原作者は「羽海野チカ」です。
メインテーマは「将棋」ですが、タコピーの原罪とは「虐め」「毒親」という共通点があります。
3月のライオンに残酷な描写はありませんが、原作者の心理描写が上手い作品のため、虐めのシーンは見ていて精神的な辛さを感じます。
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タコピーの原罪の面白い魅力
面白い魅力①全ての原因は大人
タコピーの原罪の「原罪」とは「人類の父・アダムの犯した罪が全人類に及ぶ」という意味を持つ言葉です。
タコピーの原罪では子供たちが残酷な行動を行っていますが、「全ての原因は家庭環境と親」にあるため、「親が犯した罪が子供に及ぶ」という状況になっています。
また、残酷・トラウマ描写があるため親にとっては「子供に読ませたくない作品」ですが、「子供を同じ状況に置かせないため」に親が読むべき作品なのかもしれません。
作中では担任教師も虐めを傍観しているため、「タコピーの原罪は大人の罪」が鮮明に描かれています。
面白い魅力②残酷なドラえもん
タコピーの原罪の「タコピー」は「宇宙にハッピーを広めるために旅をしているキャラクター」です。
タコピーは「不幸な久世しずか」をハッピーにするための道具を出していますが、その道具が残酷な行動に繋がっています。
そのため、タコピーの原罪は「笑顔を生むドラえもん」とは真逆の作品と言われています。
面白い魅力③誰に感情移入したらいいのか分からない
タコピーの原罪の「久世しずか」は虐めを受けているため、物語序盤は「久世しずかが可哀想」という気持ちになります。
ですが、虐めを行っている雲母坂まりなの家庭環境も崩壊しているため、どうにも雲母坂まりなが憎めない気持ちにもなります。
更には、ハッピーを広めようとしているタコピーが少しずつおかしくなっているため、誰に感情移入していいか分からなくなります。
タコピーの原罪にはそのような「心をぐちゃぐちゃにかき乱してくる面白さ」があります。
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タコピーの原罪はアニメ化を望む声が多い!
2022年3月時点で「タコピーの原罪」のアニメ化は決定していませんが、アニメ化を望むファンの声は多いようです。
また、近年では「ジャンプアニメ」が盛り上がりを見せているため、人気作品のタコピーの原罪がアニメ化される可能性は高いと予想されています。
そんな「タコピーの原罪」を読んだ事がない方も、本記事を参考にして楽しんで下さい!