本記事では「ドラゴンボール」のランチが消えた理由を考察していきます。
ランチの二重人格・金髪に関する情報や、天津飯との恋愛関係などもまとめていきます。
その他には、アニメでランチの声を演じた声優のプロフィールなども紹介していきます。
ドラゴンボールは1984年から1995年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されていた漫画で、1986年からアニメシリーズの放送がスタートしています。
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ドラゴンボールのランチのプロフィール
ドラゴンボールのランチは二重人格の少女で、「くしゃみで人格が入れ替わる」という特徴があります。
どちらが主人格なのかは不明ですが、「青髪の時は上品で大人しい性格」「金髪の時は銃を乱射する凶暴な性格」という違いがあります。
銀行強盗をして逃げている時に孫悟空・クリリンと出会っており、2人と亀仙人が住むカメハウスを訪れています。
レッドリボン軍編では兵士を撃退する活躍を見せていましたが、第23回天下一武道会以降はまったく登場していないため、読者の間で「ランチが消えた」という声が挙がっているようです。
ドラゴンボールのランチが消えた理由を考察
消えた理由考察①ランチの二重人格が問題?
ランチは「二重人格の問題で消えた」という説が浮上しているようです。
ランチは大人しい性格と凶暴な性格の二面性を持つ「二重人格」という設定ですが、二重人格は「解離性同一症」という病気と言われています。
そのため、「精神障害者の支援団体・医療機関からクレームが入ってランチは消えた」という説が浮上しているようです。
ドラゴンボールは日本を代表する漫画になっていますが、物語序盤は今ほどの人気はなかったと言われているため、外部の圧力に負けてしまったのかもしれません。
消えた理由考察②ランチの犯罪が問題?
ドラゴンボールのランチは銀行強盗を行っているため、ランチは「犯罪行動が原因で消えた」という説が浮上しているようです。
1960年代~1970年代には漫画「ハレンチ学園」に対してPTA・教育委員会がクレームを出しており、後に社会問題になるほどの騒動に発展しています。
そのため、1960年代からすでに「子供に悪影響を及ぼす描写」は親から嫌われており、それがドラゴンボールのランチの行動にも当てはまったという説が浮上しているようです。
ランチは銃を乱射する過激なキャラクターのため、週刊少年ジャンプを読んでいる子供の親が嫌悪感を抱いたのかもしれません。
消えた理由考察③ヒロイン争いに負けた?
ドラゴンボールには様々な女性キャラクターが登場していますが、物語序盤のメインヒロインは「ブルマ」です。
そのため、ランチはブルマとのヒロイン争いに負けて消えたという説が浮上しているようです。
また、ランチの登場が無くなった「第23回天下一武道会」には大人になった「チチ」が登場しているため、ランチと入れ替わるような形になっています。
チチは孫悟空と結婚した重要キャラクターのため、女性キャラクターのバランスを取るためにランチの登場を無くしたのかもしれません。
その後のストーリーで登場した人造人間18号とランチは金髪が被っているため、ランチが消えていなくても存在感が薄くなっていた可能性があります。
消えた理由考察④ランチの金髪が問題?
ドラゴンボールはバトル要素が増えた事で人気が上がっており、超サイヤ人の登場が日本を代表する漫画になった理由と言われています。
前述したように、凶暴なランチは金髪という特徴があるため、超サイヤ人と金髪が被った事で消えたという説が浮上しているようです。
セル編で人造人間18号が登場した時には超サイヤ人の存在が定着していたため、人造人間18号は金髪のキャラクターになったという考察もなされているようです。
ちなみに、青髪から金髪に変化する事で「ランチはサイヤ人」という面白い説も浮上していたようです。
消えた理由考察⑤ドラゴンボールは冒険からバトル漫画に変化
物語序盤は「冒険漫画」だったドラゴンボールですが、物語途中からバトルがメインの作品になっています。
登場当初は素手でレッドリボン軍の兵士を倒すほどの強さを見せていたランチですが、サイヤ人編から強さの次元が上がっているため、活躍するエピソードが無くなった事でランチは消えたという説が浮上しているようです。
物語途中にはほのぼのとした日常回も描かれていますが、ブルマやチチが存在している事でランチはヒロインとしても活躍できなくなった可能性があります。
ドラゴンボールのランチは魔人ブウ編で再登場
魔人ブウ編でランチは給食販売の仕事をしており、孫悟空が元気玉を作る時に手を上げて協力しています。
また、ランチはアニメに登場していますが、漫画ではランチではなく人造人間17号になっているようです。
この変更は「諸事情」が理由と言われているため、ランチのキャラクター設定に何らかの問題があった事は間違いないようです。
この時の人造人間17号は孫悟空と面識が無かったですが、途中で描写が変更された事で孫悟空を懐かしむような声になっているようです。
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ドラゴンボールのランチと天津飯の関係を紹介
ランチはワイルドな天津飯に惚れる
ドラゴンボールのランチは「ワイルドでかっこいい」という理由で天津飯に一目惚れしています。
ですが、天津飯は硬派な性格をしているため、ランチからアプローチを受けて困っています。
鳥山明は「短期間だけランチと天津飯は一緒に暮らしていた」と言っていますが、恋人関係・夫婦関係になる事はなかったようです。
漫画とアニメでは設定に違いがある
漫画ではランチのアプローチを受けて天津飯が困っていますが、アニメの天津飯はまんざらでもない様子を見せているようです。
ですが、アニメでも天津飯が結婚した様子はないため、ランチとの仲が進展していない事が分かります。
ドラゴンボール超の天津飯は道場を開いているため、恋愛よりも武術を大切にしているのかもしれません。
ゲームのランチと天津飯は良い関係に
漫画・アニメで進展を見せていないランチと天津飯ですが、ゲームのドラゴンボールでは天津飯が家を空けている時にランチが畑の様子を見ているようです。
そのため、ランチと天津飯は結婚届を出していないだけで、内縁の夫婦のような関係になっている可能性もあります。
魔人ブウ編のランチは40歳~50歳になっているため、結婚という形式ではなく、天津飯の傍にいられる事に幸せを感じているのかもしれません。
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ランチのアニメ声優は小山茉美
アニメ「ドラゴンボール」でランチの声を演じたのは声優の小山茉美です。
小山茉美は愛知県出身で、1974年から声優活動を行っている人物です。
小学生時代に全50巻の「少年少女世界文学全集」を読破した事が演技に興味を抱いたきっかけで、高校を卒業した後に劇団に入団しています。
勝気な女性キャラクターを演じる事で知られていますが、デビュー当時は可愛い印象のキャラクターを演じる事が多かったため、その頃はアイドル声優のような人気だったようです。
Dr.スランプ アラレちゃん / 則巻アラレ
声優・小山茉美はアニメ「Dr.スランプ アラレちゃん」で「則巻アラレ」というキャラクターを演じています。
則巻アラレは本作の主人公で、則巻千兵衛が作った女性型のアンドロイドです。
元々はスタイル抜群の女性アンドロイドが作られる予定でしたが、雷が落ちて設計が変わった事で則巻アラレが誕生したようです。
パンチで地球を割るほどの戦闘能力を持っており、「ドラゴンボール超」にゲスト出演した時にはサイヤ人・ベジータを遠くに吹き飛ばしています。
1981年から1986年と1997年から1999年にアニメが放送されており、原作漫画はアニメと違ってタイトルが「Dr.スランプ」になっています。
BLACK LAGOON / バラライカ
声優・小山茉美はアニメ「BLACK LAGOON」で「バラライカ」というキャラクターを演じています。
バラライカは世界的なロシアンマフィア「ホテル・モスクワ」の大幹部で、本名は「ソーフィヤ・イリーノスカヤ・パブロヴナ」です。
本編が始まる前は旧ソ連の軍人でしたが、難民キャンプで子供を助けた時に作戦が露呈したため、自身が指揮していた部隊ごと軍籍を剥奪されています。
敵軍の捕虜になっていた時に酷い拷問を受けており、顔だけでなく体中に火傷跡が残っている事が分かっています。
バラライカが登場した「BLACK LAGOON」は2001年から連載されている漫画で、2006年にアニメが放送されていました。
小山茉美はその他にも、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「氷菓」「キングダム」「キテレツ大百科」「あんみつ姫」などのアニメでキャラクターの声を演じています。
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ドラゴンボールのランチは消えた事が惜しまれるキャラクター!
ドラゴンボールのランチは人気キャラクターだったため、物語途中に消えた事を残念に思っているファンが多いようです。
また、鳥山明の口から消えた理由は明かされていないため、本当の理由が気になるという声も挙がっているようです。
そんなランチが登場した「ドラゴンボール」を見た事がない方も、本記事を参考にしながら楽しんで下さい!