本記事では「転生したらスライムだった件/転スラ」に登場した魔王を一覧で紹介していきます。
作中に登場した「八星魔王」と「十大魔王」の違いや、「魔王と戦えるキャラクター」の情報などもまとめていきます。
転スラは2013年から2015年まで「小説家になろう」で連載されていた小説が原作で、2018年からアニメシリーズの放送がスタートしています。
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転スラの八星魔王と十大魔王の違いは?
転スラでは「サラリーマンの三上悟が異世界に転生する物語」が描かれていますが、本編が始まる前から存在している魔王が「十大魔王」と呼ばれています。
また、物語途中には複数人の魔王が死亡・脱退しており、8人の魔王が残った事で「八星魔王」という名称に変わっています。
転スラの「魔王種」は「魔王になれる資格を持つ魔物」の事で、「覚醒魔王」は「魔王種が覚醒した状態を指す言葉」のため、同じ魔王でも両者の間には大きな力の差があります。
更には、「配下に複数人の覚醒魔王が存在している魔王」が「大魔王」と呼ばれているため、軍事力的には「大魔王」が最強と予想されています。
転スラの魔王一覧:八星魔王
リムル=テンペスト
転スラのリムル=テンペストは本作の主人公で、転生前には日本の「三上悟」というサラリーマンでした。
転生直後に与えられたスキルで急激な進化を遂げており、強力な配下ができた事で「ジュラ・テンペスト連邦国」を建国しています。
物語途中に「魔王種」になれる条件を満たしており、ファルムス王国の侵攻を受けた時に「覚醒魔王」に進化しています。
当初は「新星/ニュービー」という二つ名でしたが、物語途中に「聖魔混成皇/カオスクリエイト」という二つ名に変化しています。
ミリム・ナーヴァ
転スラのミリム・ナーヴァは最古の魔王の1人で、「破壊の暴君/デストロイ」という二つ名を持つキャラクターです。
天真爛漫で好奇心旺盛な性格をしており、ジュラ・テンペスト連邦国を訪れた時にリムルと「マブダチ」になっています。
子供っぽい言動が多いため「アホの子」という印象があるキャラクターですが、「クレイマンに操られたふりをする」などの姿が描かれており、実は魔王の中でもトップクラスに頭が良い事が分かっています。
普段は露出の多い服を身に着けていますが、本気を出す時には黒いワンピースと鎧に換装しています。
ギィ・クリムゾン
転スラのギィ・クリムゾンは最古の魔王の1人で、「暗黒皇帝/ロード・オブ・ダークネス」という二つ名を持つキャラクターです。
元々は「原初の赤」という悪魔でしたが、自身を召喚した国と敵対する国を滅ぼした時に覚醒魔王に進化しています。
また、「始まりの勇者」「ミリムの叔父」のルドラとは親友の関係で、ミリムの父親・ヴェルダナーヴァに敗れた事で人間世界の管理者になった事が分かっています。
覚醒魔王になったリムルに脅威を感じていましたが、物語途中に人間世界を管理する協力者のような関係になっています。
レオン・クロムウェル
転スラのレオン・クロムウェルは新興勢力の魔王で、「白金の剣士/プラチナムセイバー」という二つ名を持つキャラクターです。
元々は勇者でしたが、カザリームを倒した時に魔王に就任しており、覚醒魔王ではなく「真なる勇者」に進化しています。
シズにイフリートを憑依させた事でリムルから恨まれていましたが、実は「瀕死状態だったシズを救うためにイフリートを憑依させた」という事実が明らかになっています。
高い実力を持つためギィとは友人関係ですが、ギィの傍にいるヴェルザードには嫌われているようです。
ラミリス
転スラのラミリスはヴェルダナーヴァが生み出した「精霊女王」で、「迷宮妖精/ラビリンス」という二つ名を持つキャラクターです。
他の魔王と違って直接的な戦闘能力は低いですが、「自身が作り出した迷宮の中なら生死を自由に操れる」という能力を持っています。
また、魔素量が限界に近づくと子供を生んで転生を繰り返しているようで、その影響で言動が子供っぽくなっているようです。
ジュラ・テンペスト連邦国に迷宮を作っているため、ほとんどリムルの配下のようになっています。
ダグリュール
転スラのダグリュールは第2世代の魔王で、「大地の怒り/アースクエイク」という二つ名を持つキャラクターです。
不毛の大地の支配者のため他の領土を支配する野心を持っており、同じ魔王のルミナスとは頻繁に勢力争いをしているようです。
また、「竜種」と互角という異常な魔素量を誇っており、ヴェルドラとは何度も引き分けている事が分かっています。
ダグリュールは覚醒魔王になれる器ですが、「聖なる属性」を纏っている事で覚醒魔王には進化できないようです。
ルミナス・バレンタイン
転スラのルミナス・バレンタインは5番目に誕生した魔王で、「夜魔の女王/クイーン・オブ・ナイトメア」という二つ名を持つキャラクターです。
高貴な家系の出身のため高い品格を持っており、ヴェルドラに国を滅ぼされた事で宗教を軸にした「神聖法皇国ルベリオス」を建国しています。
勇者のクロエとは友人関係で、因縁深い相手であるヴェルドラにお仕置きをした後にはリムルと不可侵条約を結んでいます。
また、複数人の配下が魔王級の力を身に着けており、「配下にやりたいようにやらせる」というリムルと似た思想を持っています。
ディーノ
転スラのディーノは6番目に就任した第2世代の魔王で、「眠る支配者/スリーピング・ルーラー」の二つ名を持つキャラクターです。
元々は「始原の七天使の熾天使」だったようで、地上を監視していた時に堕天して魔王になった事が分かっています。
働かない事が美しいと考える怠惰な性格をしており、同じ魔王のラミリスを馬鹿にしている様子が描かれています。
また、ヴェルダナーヴァと妻を殺した国を滅ぼしており、そのまま世界の全てを破壊しようとしていましたが、成長したミリムの姿を見て怒りを鎮めたようです。
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転スラの魔王一覧:十大魔王
フレイ
転スラのフレイは約500年前に誕生した新世代の魔王で、「天空女王/スカイクイーン」という二つ名を持つキャラクターです。
一族の掟に従って先代女王の母親を倒して女王になっており、二つ名の通りに「空の戦い」を得意にしています。
十大魔王の1人として君臨していましたが、物語途中に「魔王の力量が足りない」という理由で魔王を辞しており、それからはミリムの友人・配下のような立ち位置になっています。
カリオン
転スラのカリオンはミリムとカザリームの推薦を受けた新世代の魔王で、「獅子王/ビースト・マスター」という二つ名を持つキャラクターです。
直情的で豪快な性格をしていますが、カリュブディスになったフォビオがジュラ・テンペスト連邦国で暴れた時にはリムルに謝罪して不可侵条約を結んでいます。
十大魔王の1人として君臨していましたが、物語途中に「魔王の力量が足りない」という理由で魔王を辞しており、それからはミリムの友人・配下のような立ち位置になっています。
ミリムとの戦いでは圧倒される形で敗北しているため、覚醒魔王と魔王の間には大きな力の差がある事が分かっています。
クレイマン
転スラのクレイマンは約300年前に誕生した魔王で、「人形傀儡師/マリオネット・マスター」という二つ名を持つキャラクターです。
同じ魔王のカザリームが死体で作り出した存在で、カザリームが殺された時に地盤を受け継いでいます。
覚醒魔王になるためにジュラ・テンペスト連邦国を襲撃していますが、リムルの怒りを買った事で肉体・精神・魂の全てを滅ぼされています。
また、リムルとの戦いでは一瞬だけ覚醒魔王に進化していますが、それでもリムルとの力の差を埋める事はできませんでした。
カザリーム
転スラのカザリームは中庸道化連の会長で、「呪術王/カースロード」という二つ名を持つキャラクターです。
生前は長耳族の美しい姫だったようで、父親に殺された事で妖死族として復活しており、同郷の者を配下にした事で魔王の1人に数えられています。
レオンを襲撃した時に返り討ちに遭って死亡しており、本編ではホムンクルスの身体で再び復活しています。
ロイ・ヴァレンタイン
転スラのロイ・ヴァレンタインはルミナスの代役として魔王を演じていたキャラクターで、「鮮血の覇王/ブラッディ・ロード」という二つ名を付けられています。
兄のルイ・ヴァレンタインと「神聖法皇国ルベリオス」を支配していましたが、ロイ・ヴァレンタインは物語途中にラプラスに殺されています。
また、ヴェルドラが正体をバラした事でルミナス・バレンタインが魔王の地位に戻っています。
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転スラの魔王と戦えるキャラクター一覧
ベニマル
ベニマルはリムルの配下の1人で、物語途中に「赫怒王」の称号を与えられています。
配下の中では最強クラスの強さを誇っており、天界との戦いが起きた時に覚醒魔王化しています。
そのため、「リムル」「ギィ」「ミリム」以外の覚醒魔王になら勝てると予想されています。
ゼギオン
ゼギオンはリムルの配下の1人で、物語途中に「幽幻王」という称号を与えられています。
配下の「三頂点の一角」で、ヴェルドラを除いた「迷宮十傑」では最強のキャラクターです。
本気を出せばベニマルよりも強いと予想されているため、「リムル」「ギィ」「ミリム」以外の覚醒魔王になら勝てる可能性が高いです。
クロエ・オベール
クロエ・オベールは「不完全な状態で異世界に召喚された子供」の1人で、「クロノア」という勇者の別人格を持っています。
ヴェルドラを封印した張本人で、ルミナスとは友人関係である事が分かっています。
全てのキャラクターの中で最強クラスの強さを誇っているため、リムル以外の覚醒魔王になら勝てる可能性が高いです。
ヒナタ・サカグチ
ヒナタ・サカグチは日本から異世界に転生したキャラクターで、法皇直属近衛団の筆頭騎士と聖騎士の団長を兼任しています。
リムルがシズを殺したと誤解した事で戦いを挑んでいますが、物語途中に誤解が解けた事で和解しています。
人間の中なら最強クラスの強さを持つため、「魔王種には勝てるけれど、覚醒魔王には勝てない」と予想されています。
竜種
転スラの「竜種」はヴェルダナーヴァ・ヴェルザード・ヴェルグリンド・ヴェルドラの事で、覚醒魔王のミリムの両親はヴェルダナーヴァと人間の女性です。
全員が覚醒魔王並みの強さを誇っていますが、「リムル」「ギィ」「ミリム」よりは弱いと予想されています。
また、竜種は「各組織・国家のナンバー2」という印象があります。
原初の悪魔
転スラの「原初の悪魔」は悪魔の始祖で、それぞれが「赤・黒・白・黄・紫・青・緑」という色にちなんだ称号を持っています。
原初の悪魔の中ではディアブロの実力が頭1つ抜けているため、「ディアブロはリムル・ミリム以外の覚醒魔王に勝てる」「他の原初の悪魔はルミナス・レオンと互角」と予想されています。
また、覚醒魔王のギィは「原初の赤」で、ディアブロとはライバルのような関係のため、ギィとディアブロの強さは互角と言われています。
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転スラの魔王は圧倒的な存在感を持つキャラクター!
転生したらスライムだった件/転スラには複数人の魔王が登場していますが、それぞれの魔王の間には大きな力の差があるようです。
また、リムル=テンペストの配下は覚醒魔王並みの強さを持つため、実質的にはジュラ・テンペスト連邦国が最強の軍事力を持つ国家になっているようです。
そんな魔王が登場した「転スラ」を見た事がない方も、本記事を参考にして楽しんで下さい!