本記事では「とらドラ!」が名作ラブコメと言われている理由や面白い魅力を紹介していきます。
また、最終回・結末の情報やアニメ2期が放送される可能性を考察していきます。
とらドラ!は2006年から2010年まで刊行されていた小説が原作で、2008年から2009年までアニメが放送されていました。
原作者の「竹宮ゆゆこ」は2004年から活動している小説家で、「わたしたちの田村くん」「ゴールデンタイム」などの作品も発表しています。
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とらドラ!が名作と言われる理由や面白い魅力を紹介
名作・面白い理由①逢坂大河のツンデレ
ヒロイン・逢坂大河は自分の気持ちに素直になれない「王道のツンデレキャラクター」です。
登場当初の逢坂大河は凶暴な性格をしていましたが、優しく接してくれる高須竜児に恋をしており、自身の恋心に気付いた時には涙を流していました。
また、クラスメイトは「逢坂大河は危険人物」と思っていましたが、物語途中にはクラスメイトと打ち解けているため、逢坂大河の成長も見どころの1つになっています。
そんな魅力溢れるヒロイン・逢坂大河の存在が「とらドラ!は名作」「とらドラ!は面白い」と言われている理由のようです。
名作・面白い理由②恋愛・ギャグ・シリアスのバランス
小説・アニメ「とらドラ!」は「ラブコメの名作」と言われていますが、恋愛・ギャグ・シリアスのバランスがとてもいいです。
基本的なストーリーはギャグ要素が多い恋愛展開で、展開が早いため見ていて飽きない面白さがあります。
また、「キャラクターたちが感情を爆発させるシリアス展開」も描かれているため、普段からは想像もできないシリアス展開に驚かされます。
そんなストーリーのバランスの良さが「とらドラ!は名作」「とらドラ!は面白い」と言われている理由のようです。
名作・面白い理由③高須竜児に感情移入できる
魅力的なヒロインが登場する作品は主人公が嫌われる事も多いですが、「とらドラ!」は主人公・高須竜児も魅力的な作品です。
高須竜児は父親譲りの目つきの悪さで苦労しており、父親は高須竜児が産まれる前に妻を捨ててどこかに消えています。
そのような最悪の生い立ちの中でも高須竜児は頑張って生きているため、自然と高須竜児を応援したくなる気持ちが湧いてきます。
また、高須竜児は困っている友人を全力で助ける優しい性格をしているため、単純に人間としての魅力を持っています。
逢坂大河もあまり良くない家庭環境で育っているため、お互いを理解できる2人が惹かれ合ったのは自然な事なのかもしれません。
そんな高須竜児の魅力も「とらドラ!は名作」「とらドラ!は面白い」と言われている理由のようです。
名作・面白い理由④主題歌が素晴らしい
アニメ「とらドラ!」では「プレパレード/1話~16話OP」「silky heart/17話~24話OP」「バニラソルト/1話~16話ED」「オレンジ/17話~25話ED」という主題歌が使用されています。
この中で名曲と言われているのが「オレンジ」で、「オレンジのように甘くて切ない恋心の歌詞」が泣けるという声が挙がっています。
また、全ての主題歌には歌手活動も行っている堀江由衣が携わっているため、「とらドラ!」の主題歌が好きなファンが多いようです。
名作・面白い理由⑤声優の演技力が高い
アニメ「とらドラ!」では「高須竜児/間島淳司」「逢坂大河/釘宮理恵」「櫛枝実乃梨/堀江由衣」「北村祐作/野島裕史」「川嶋亜美/喜多村英梨」がキャラクターの声を演じています。
全員が第一線で活躍している人気声優のため、声優の演技力の高さも「とらドラ!は名作」と言われている理由のようです。
また、釘宮理恵はツンデレキャラクターで知られる声優ですが、シリアス展開の迫真の演技が凄いという評価が挙がっているようです。
名作・面白い理由⑥壮絶な殴り合い
小説・アニメ「とらドラ!」はラブコメ作品ですが、物語途中には女性キャラクターの「壮絶な殴り合い」が描かれています。
逢坂大河は北村祐作に恋心を抱いていましたが、物語途中に「北村祐作は生徒会長の狩野すみれに恋心を抱いている事」を知りました。
そのため、北村祐作の気持ちを尊重していましたが、狩野すみれは北村祐作の気持ちに答えないままアメリカ留学を決めています。
この行動で逢坂大河の怒りが爆発しており、逢坂大河が教室に乗り込んだ事で狩野すみれとの壮絶な殴り合いが幕を開けています。
そして狩野すみれが「北村は自分の人生を犠牲にしてまで私についてくる奴だ」と言った事で2人は両想いだった事が分かっています。
そんなシリアス展開も「とらドラ!は名作」「とらドラ!は面白い」と言われている理由のようです。
名作・面白い理由⑦名言と名シーンが多い
小説・アニメ「とらドラ!」は名言・名シーンが多い作品と言われています。
また、サブキャラクターの名言がとても多いため、それも「とらドラ!は名作」と言われている理由のようです。
作中では多くの名言が誕生していますが、櫛枝実乃梨の笑える名言も人気があるようです。
名作・面白い理由⑧愛情と友情が泣ける
メインキャラクターはお互いに愛情・友情を抱いているため、「とらドラ!は愛が溢れた作品」と言われています。
物語途中には関係がギクシャクする様子も描かれていますが、逢坂大河・高須竜児が駆け落ちを決めた時には友人たちが全力で応援しています。
そんな青春全開のストーリーも「とらドラ!は名作」「とらドラ!は面白い」と言われている理由のようです。
また、逢坂大河は家庭環境が原因で愛情に飢えているため、逢坂大河が高須竜児の愛情を受け取るストーリーが泣けます。
名作・面白い理由⑨その後のストーリーを読者・視聴者に委ねる
アニメ「とらドラ!」で逢坂大河は転校しており、卒業式の日に高須竜児と再会しています。
原作小説では逢坂大河は転校していないため、アニメと原作小説の最終回・結末は違うようです。
また、「とらドラ!」は「2人が結婚してほしい」「頑張ってきた2人は幸せになってほしい」と思うストーリーですが、2人が高校を卒業した所で完結しているため、「その後のストーリーは読者・視聴者に委ねる」という終わり方になっています。
主人公とヒロインのその後を描く作品も多いですが、「とらドラ!」はその後が描かれていないため、「全てを描かない所もいい」という意見が挙がっているようです。
とらドラ!のアニメ2期が制作される可能性を考察
とらドラ!の原作小説のストック
とらドラ!の小説は13巻まで刊行されていますが、アニメで全ての原作を使い切っているようです。
また、逢坂大河と高須竜児が再会する綺麗な結末だったため、アニメ2期が制作・放送される可能性は低いようです。
ファンからは「その後のストーリーを見たい」「結婚した2人の姿を見たい」という声が挙がっていますが、10周年記念でも動きが無かったため、今後も続編や新作が発表される可能性は低いかもしれません。
とらドラ!の円盤売上
動画配信サービスでアニメが配信される前は「3000枚~4000枚の円盤売上で続編制作の可能性が出る」と言われていました。
とらドラ!は1巻当たり約1万枚の売上を記録しているため、当時のアニメの中でも圧倒的な人気を誇っていた事が分かります。
そのため、円盤売上的には続編制作が確実ですが、原作ストックが無い事でアニメ2期は難しいと予想されているようです。
また、監督・シリーズ構成・キャラクターデザインが後に「超平和バスターズ」の名義で活動しているため、「とらドラ!」は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」の前身になっている作品のようです。
高須竜児と逢坂大河は結婚した?
OVA作品を除くと「とらドラ!」は高校3年生で最終回を迎えているため、逢坂大河と高須竜児の結婚は不明のようです。
また、2人は高校生時代に様々な困難を乗り越えているため、「その後の世界で結婚した」と予想されているようです。
2人の進路は不明ですが、高須竜児が大学に進学していた場合には社会人になって結婚したかもしれません。
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とらドラ!はアニメファンの記憶に刻みついた名作!
小説・アニメ「とらドラ!」は10年以上前に刊行・放送された作品ですが、今現在も「名作ラブコメ」「泣けて面白い」という意見が挙がっているようです。
また、最終回の逢坂大河と高須竜児は高校生だったため、その後の2人のストーリーを制作してほしいという声も挙がっているようです。
そんな「とらドラ!」を見た事がない方も、本記事を参考にして楽しんで下さい!